- 場所 長万部町
- 料金 1100円
- 形態 旅館
- 訪湯 2017年9月14日 10:00
小樽から函館に抜ける国道5号線を長万部の手前で道道842号線に入り、
こんなのどかな田舎道を走っていくと、やがて道にセンターラインが消え
車1台がギリ通れるような山道となります。
そして忽然と現れるのが
二股ラジウム温泉です。
純度の高い鉱泉水の湧出によって形成された温泉湯華の巨大ドームが、世界広しと言えど、アメリカのイエローストーンのマンモス温泉郡と、この二股ラジウム温泉の2カ所だけという大変貴重な温泉ということで非常に有名なのですが
・・・
従業員の態度が悪いということでも有名なようです。
10年ほど前までは、西新宿に本社があった消費者金融の三和ファイナンスが所有しており(2008年に破産申し立て)、その頃本社で社長と会いこの温泉の話を聞いていますので、個人的にはちょっとした思い入れのある温泉です。
玄関を入ると、受付がありガラスの向こうに女性が座ってます。
おお、あれがウワサの態度の悪い従業員なんでしょうか。
ちょっと見、そうは見えないんですが
・・・
こういう温泉では珍しい自動販売機で、1100円と北海道の温泉としては異常に高い入浴券を買い、
態度の悪いらしい従業員に手渡すと
・・・
笑顔を交え丁寧に館内の説明をしてくれました。
態度いいでしょ。
おそらく評判の悪かったのは「おじさん」であり、あまりの評判の悪さに退場してしまったのではないかと思います。
長い階段を降りていくと、
小ぎれいな更衣室がありますが、
ロッカーの鍵がかかりません。
内風呂の向こうが混浴露天です。
まるで泥のような温泉ですが、これがかえって何かに効くような気を起させるのでしょうか。
昨日擦りむいた足の甲の傷がジンジン痛みます。
そして、これが世界に二つしかないという温泉湯華の巨大ドームです。
露天と内湯の向こうにプールもあります。
ここだけは女性が水着OKとなっていますが・・・必要あるんでしょうかプールなんて。浮き輪が置いてあったけど。
この温泉が様々な症状に効くことを証明する一つが、
長湯をしても手の指が絶対にシワシワにならないこと
らしいです。
そこで、長湯をした妻の指先を見てみると
・・・
おお、少ししかシワになっていない!
・・・
でも少しはシワになってるわけで
・・・
完ぺきではないのでは
・・・
と疑ったのですが、
・・・
数時間後に妻の指を見るとまだシワがありました。
なんとあのシワは高齢によるものだったのです。
二股ラジウム恐るべし。
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