- 場所 青森県むつ市
- 料金 500円
- 形態 共同浴場
- 訪湯 2017年11月2日 14:00
マグロ一本釣りの町・大間から海岸線を南下し、途中から県道4号線に入り、
こんなウネウネした山道を30分ほど南下していくと、湖が見えてきます。何やら霊気が漂っているよーな・・・
もしかして魂みたいなのが写ってないでしょうか。
さらに近づくと強烈な硫黄臭が車中に入ってきます。
怪しげな像が出迎えてくれます。
ようやく到着です。
恐山菩提寺です。
実はここに素晴らしい温泉があるのですよ。
前の写真の建物の下をくぐると・・・これです。
すごいでしょ。こんなところに温泉があるのです。
え?わかんない。
真ん中の道を隔てて左側と右側に△屋根の小屋があるでしょ。左が女湯で右が男湯です。
女湯
男湯
そして、混浴はどこにあるかというと、目立たないようひっそりと別な場所にあります。
入口の山門をくぐって右のほうに歩いていくと、宿泊所があり、
建物の向こう側を左に曲がると、
混浴温泉です。ただの観光客にはまずわかりません。
・・・
しかし、残念なことが。
大間行のフェリーの中で、恐山温泉を調べていたらなななーんと、
10月31日お終いでえす。
と書いてあるじゃないですか。
なんという。わざわざこの温泉のために大間行のフェリーに乗ったのに。
でもまあ、せっかくここまで来たんだから試しに扉を開けてみると
開くじゃないですか
・・・
勝手に入っちゃっていいんでしょうか。
誰も入った形跡がないんですけど。後で、亡くなった方とかイタコの方の祟りとかないんでしょうか。
えーい、開けてく方が悪いのだ、ざぶーん!
とカメラをセットして入ったまさにその瞬間です。
ガラガラ
と、戸が開き
・・・
イタコが
・・・
いや、
・・・
女性が入ってきたのです。
・・・
むつ市に以前住んでいて、旦那さんが関東に転勤になり引っ越したのですが、久しぶりに遊びにきたそうです。
でも、むつに住んでた時には毎朝のように来てたとか。女湯があるのになぜこっちに来るかというと、断然混浴の方がお湯がいいそうです。
突然入ってきたので、慌ててカメラをしまったのですが、機械類は境内に持ち込まないほうがいいみたいですね。硫黄が強烈ですぐにダメになるそうです。境内のテレビも年に4回ぐらい買い替えるらしいです。
NETでは10月末までと書いてありましたが、もうすぐこの寺自体を閉鎖するそうです。だから今は引っ越しの真っ最中だとか。
実は、温泉はやってないだろうと素通りするつもりだったのですが、来てみてよかったです。
露天はありませんでしたが、年季を感じさせるいい温泉でした。
<お知らせ>
この旅の詳しい様子は青の風に吹かれてをご覧ください。
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