姫温泉・弘法湯

  • 場所 串本町
  • 料金 500円
  • 形態 共同
  • 訪湯 2018年12月5日 14:00





紀伊半島の先端近くの

姫温泉弘法湯です。

昔この辺の村で流行った難病を治したという伝説がある由緒ある温泉らしいのですが

・・・

4台ほど停められる駐車場に青の1号を停め

奥の階段を降りていくと

弘法湯です。

でも弘法湯の看板がなければ・・・フツーの民家です。

玄関を開けると、右側にフツーの民家風の和室があり

おばさんがこたつに入って自宅の居間にいるような感じでミカンを食べながら寛いでいます

・・・

そして、上がってこっちに来いと。

うーむ。

部屋に入って、こたつに足を入れて僕もいっしょに寛ごうとしたら、

・・・

ノートを出してきて、

・・・

住所と名前を書かされました。

一瞬期待してしまった・・・ミカンはくれませんでした。

そして、隣の部屋の手前の方のドアを開けて入るように言われドアを開けると

・・・

フツーの脱衣場があり、

・・・

脱衣場のドアを開けると

・・・

 

湯船が

・・・ありました。

・・・


さっきから感じているこの違和感は何でしょうか

・・・

そうです。

玄関を開けた時から感じていた

・・・

これってもしかしてフツーの家じゃねーの。

という疑念です。

フツーの一般家庭の主婦が、バイト感覚で軒先に「弘法湯」という看板を付けて営業をしているんじゃねーの、と。

今にも、

お母さんただいまー。誰か来てんのー。

とか言って子供が帰ってきても全くおかしくないシチュエーションなのです。

白タクならぬ、白風呂

・・・

でも、浴室の窓を開けると、

・・・

どーですか、この景色。

ここに露天風呂があれば最高の温泉になるのですが。

うーむ、これはただのフツーの家ではないかもしれん。

それと、左隣からはどうやら風呂に入りながらの話し声が聞こえてきます。ということは、もう一つ浴室があるはずです。

まあ、そんな浴室が二つもあるフツーの家はないですもんね。

あのおばさんはこの家の住人ではなくここのスタッフですね。

あーよかった、白風呂じゃなくて。

 

ただし、これは混浴ではありません。

僕が入ってる時に

どーも、失礼しまーす

とか言いながら見知らぬ女性が入ってくることはまずありません。ただの家族風呂でしょう。

でもようやく、ちょっとまともな温泉に入ることができました。

怪しかったけど。

<お知らせ>

この旅の詳しい様子は青の風に吹かれてをご覧ください。

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