奥奥八九郎温泉



 

  • 場所 秋田県小坂町
  • 料金 無料
  • 形態 野湯
  • 訪湯 2018年7月20日




 

秋田県の奥八九郎温泉まで来ています(←発見できず)。

さらに奥に入っていきます。

そして、500mほど走ると、右側に

突如視界が開けます。

そうです。

これが世に名高い、

八九郎温泉の奥の奥八九郎温泉の,

そのまた奥にある

・・・

奥奥八九郎温泉。

奥が深いネーミングです。

しかし、手前に立ち入り禁止の紐が張ってあります。

ウィキペディアによると、

小坂町では、奥奥八九郎温泉の場所は国有林内であり、法的な手続きを取った本来の温泉施設ではないため、現状では観光客の自己責任で利用する場所であると位置づけている

となっています。

同じ趣旨の看板が浴槽の向こう側に立ってます。

でも、立ち入り禁止の紐を越えなきゃ読めないぞ。

この文書をよく読むと

ああ自己責任で入ればいいのね

と気づく人は気づくはずですが、立ち入り禁止の紐で入れないので気づかずに帰ってしまう人も多いと思います。

こんな山奥まで来ながらかわいそうに。

僕も事前に調べてなければ戻っていたところでした。

ということで、あくまでも自己責任で利用させていただきます。

 

スゴイです。

ぶくぶく泡立っています。

手を入れると

・・・

あつつつ。

熱し。

そのすぐ隣は

・・・

お、何とか入れそうですが

・・・

白い泡みたいなのの上に虫がいっぱい死んでます。

なんのなんの虫ごときが、

・・・

でも底が見えないんですけど、どうなってるんでしょうか。

底がなかったりして。

服を脱いで

・・・

ブーン、ブーン

だりゃあ

・・・

アブの襲来です。

しかも、でかいし、2匹が僕の周りを飛び回ってます。

やめてくれー。

しかし、入らねば。

シャカシャカっと服を脱いで

・・・

ブーン、ブーン

ああ、やめてくれ。

こりゃ、速攻で入るしかないぞ。

ドボン。

ふー、いい湯ですぜ、だんなぁ。

湯加減もちょうどよく、僕の肌に吸い付いてくるような(←どんなんだ)温泉です。

深さもちょうどいいです。

こりゃいいぞ。

もっと入っていたいけどアブが気になります。

カラダが慣れてきたのでもしかしたら、熱い方にも入れるかも。

一旦上がって

・・・

ブーン、ブーン

・・・

いやん。

あちちちち

・・・

熱いけど全裸でいるとアブの標的になってしまいます。

早く入らねば。

どりゃ。

ちちちち

・・・

けど

・・・

気持ちいいかも。

でも、熱いので素早く上がると、

・・・

ブーン、ブーン

・・・

ダメです。

着替えられません。

服を持って全裸で車までダッシュです。

ふー、アブさえいなけりゃいい温泉なんですけど。

きっと夏はダメなんだろーな。

秋になって来るといいかもしれません。

でも、とても素晴らしいところです。

立ち入り禁止の紐を貼るのが役人の仕事ではなく、この素晴らしい日本の財産を、国民にどうやったら開放できるのかを考えて実行するのが役人の仕事ではないかと思うのですが。

 

さて、さらに奥に進んで

・・・

奥奥奥八九郎に

・・・

はもうありません。

 

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