- 場所 群馬県みなかみ町
- 料金 1000円
- 形態 旅館
- 訪湯 2018年8月28日
群馬県みなかみ町の赤谷湖畔の朝です。
今日は天気が良くないようです。
ここから北へ山の中に入って行きます。
細い山道を下って行くと
着きました。
湯治場として知られ、その効能の高さから
川古の土産はひとつ杖を捨て
と昔から謳われてきた、
川古温泉浜屋旅館です。
山の中の建物にしてはちょっと場違いなような気がしますが、大正時代に最初の湯小屋が建てられ、前建物が1960年に火災で焼失し、その後建てられたもののようです。
玄関から入ろうとすると
日帰り入浴の案内書きがあります。
なになに
・・・
風呂場にカメラを持ち込んじゃいかーん!
と書いてあります。
うーむ。
受付で主人に
誰もいなくてもカメラだめですか
と聞いてみると、すんなりOKが出ました。
やっぱ、聞いてみるものですね。
以前浴槽内で撮られた画像が変なサイトに流れてしまったようです。
男性内湯です。
落ち着いた雰囲気です。
そして、
混浴内湯です。
透き通っています。
ちゃぽん。
ややぬるめのいい湯です。
そして、この外側にあるのが、
川古温泉浜屋旅館の混浴露天風呂です。
いい雰囲気でしょ。
奥からは温泉がじゃぶじゃぶ流れてきます。
けっこうな湯量です。
ちゃぽん。
ふー、癒されるぞ。
ぬる湯です。
湯治の客がメインなのでゆっくりずーと入っていられるように、このぐらいの方がいいのですね。
あの「道程」「智恵子抄」の高村光太郎も湯治客として滞在し、この湯に入っているのです。
実は、僕が入った時には、一番奥のところでおじいさんが湯の中で仰向けになって文庫本を読んでいたのです。
ああ、こんなのもいーな
というなんかほのぼのとした光景でした。
後で話してみると、普段は東京の世田谷に住んでいるのですが、何年か前にこのすぐ側に小さな家を建てて、家庭菜園をやりながら、ここにやって来てはのんびりするのだそうです。
こんな老後もいいかもしれません。
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