- 場所 那智勝浦町
- 料金 無料
- 形態 野湯
- 訪湯 2017年12月5日 10:30
紀伊半島の東海岸線を串本方面に向かって走る国道42号線から那智の滝に向かう途中にその温泉はあります。
定年退職者の勘で・・・適当な空き地に青の1号を停め、
こんな住宅地に混浴露天なんてあるんでしょうか。
道路際から伸びている細い水路の横の、幅50cmほどのコンクリートの細い道を歩いていくと、
前方から何かの集団がこっちに向かって歩いてくるじゃありませんか。
げげげ。幼稚園児か・・・保育園児です。
このままこの幅50cmの道を行くと
・・・
激突です。
見た感じ18対1。
数の上では勝負にはなりませんが、経験と体力勝負でなんとかなりそうです。まだまだ若い奴らに負けるわけにはいきません。
すると、まあなんてことでしょうか。
道を譲ってくれてます。
かと言って、
すまぬ、すまぬ。んじゃあお先にね。
と、すり抜けていくわけにもいかず、
集団の目の前で突如、
どりゃあ
と、
葛西のごとく空高くジャーンプ!
し、
右側の土手に飛び乗ろうしたのですが
・・・
頭の中で考えていた20代の頃のジャンプ力は既になく
・・・
着地したものの土手が斜めになっていて、
あたたたた
と危うく溝に落ちそうになったのですが、
・・・
何とか体制を立て直し難を逃れたのでした。
危なかったぜ。園児たちに笑われるとこだったぞ。
で、園児たちを
おっはー
とか
やっほー
とか言いながら見送っていたのですが
・・・
実は上の写真のどこかに、すでに目指す混浴露天の一部が・・・写って・・・いるかいないか・・・
お判りでしょうか。
そうです。園児たちが後ろの方で集まってるでしょう。
あれが、
じゃーん。
何を隠そう、井関温泉・たらいの湯なのです。
でも、これって混浴露天風呂・・・って言うんでしょうか。
言ってみりゃ、ただの・・・たらいでは。
ちょっと無理があるんじゃないでしょうか。
これに入れと
・・・
しかも周囲を見渡すと
・・・
丸見えです。
というより、こんなところで全裸になっちゃっていいんでしょうか。
まずいでしょ、いくらなんでも。
さっきの園児たちもUターンして戻ってくるかもしれないし。
ということで今回は
・・・
と思いましたが
・・・
じゃじゃん。
<お知らせ>
この旅の詳しい様子は青の風に吹かれてをご覧ください。