- 場所 山形県大蔵村
- 料金 無料
- 形態 野湯
- 訪湯 2018年7月31日
山形県肘折温泉からさらに山奥に入って行きます。
どうやら道を間違えてしまったようです。
ナビ子の言う通りにきたのに
・・・
ナビ子疲れてねーか。
再び仕切り直し、山の中にしては幅が広いダート道をガタガタと走り、
到着したようです。
あの石に、
書いてあります。
石抱温泉
と
・・・
しかし、その下に何か書いてあるような気がするのですが、読めません。
石の向こうに道が繋がっています。
あちらで間違いないでしょう。
熊が気になったので、
熊対策3種の神器
を持っていこうかとも思ったのですが、確かそれほどの距離ではなかったはずです。
もしもの場合は素手で戦う覚悟で
・・・
踏み跡程度の道を草をかき分けながら進んでいきます。
呼び鈴がないので時折
どわー
などと意味不明な大声を上げながら
・・・
また時には大きな声で
♪あそびー上手なやつにー、騙されていると聞いたー、ウワサだけだね純子ー
と歌いながら進んでいきます。
近くにヒトがいたりしたら恥ずかしいな、しかもそのヒトが純子だったりしたらすごいよな
などと考えながら進んでいきます。
倒木もエイヤと乗り越え
やがて河原に出ました。
そして、
・・・
行き止まりです。
うーむ、おかしい。
こんな遠くではなかったはず。
しかし
・・・
この数日前にこのルートを山形警察が大捜索をし、しかもヘリまで飛ばすという大騒動があったことなど、その時のワタクシには知る由もなかったのでございます。
一旦スタート地点に戻り
・・・
あの石をしげしげと眺めます。
もしかしたら、このほどんど消えているところには
・・・
➡
という矢印マークが書いてあったのではないかと。
↑と書いてあったとすると、僕が行った方向になります。
でも何となく右への→のような気配が感じられます。
その方向を探ってみると
・・・
ピンポン
です。
ありました。
小道が奥に続いています。
そして、わずか3分くらいで
・・・
おお、あれではないでしょうか。
これが、まさに秘湯・肘折温泉石抱温泉です。
しかし、顔を近づけて湯面を見てみると
・・・
ミミズの死骸が浮いています。
手を入れて見ると
・・・
ぬるい。
そして、水中を見ると
・・・
何か得体のわからない幼虫のようなのがウニュウニュ蠢いています
・・・
あまり気が進まないのですが、そそくさと全裸になり
足を入れると
うわー
藻みたいのが生えててヌメヌメして滑ります。
気持ちワリー。
危うく
ズルっ
と滑って一気にお湯の中に水没して、その勢いでお湯がガバっと口に入って・・・ゴクリと飲んじゃうところでした。
ちゃぽり。
湯船ビューです。
・・・
感想は、ありません
・・・
よく見ると下からブクブク泡が出ています。
これこそが石抱温泉と名付けられた泡なのです。
つまり泡でカラダが浮いてしまうので、石に抱きついていなくちゃなんかいという。
でもどの石に抱きつけばいいのでしょうか
・・・
前途多難を感じさせる東北混浴旅はまだまだ続きます。
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